松本匡平、ダブルディグリーでフランス留学
現在同志社大学在学中の松本匡平君はフランスにEcole Centrale de Nantesダブルディグリープログラムで留学。
1. フランス留学生活で一番楽しかったことは ?
バカンス中に友人と行ったアルプスでのスキー旅行です。日本では体験できない壮大なスケールの風景の中で滑った経験は最高の思い出です。はじめは拙かったフランス語が留学生活の中で少しずつ上達したお陰で、旅行中に出会った人々と話をしながら旅ができたこともとてもうれしかったです。
2. 留学中の失敗談を教えてください!
期末試験のとき、あまりに公式等が多い科目だったので、問題にきっと公式も書かれているだろうと高をくくって暗記するのを諦めていたのですが、試験が始まると、周りの学生は両面びっしり公式で埋められたA4のメモ用紙を机の上に置きだしました。その時にA4用紙1枚分のメモが持ち込みできたことを悟りましたが、時すでに遅し。メモ無しで受けた結果、残念ながら追試に・・・。しかも試験後、授業用テキストの表紙を見ると、「A4メモ持ち込みOK」としっかりメモ書きがありました。
3. フランス人やフランス文化で、「ア!」とおどろいたことは?
インターン中、仕事の昼休みに同僚や上司とレストランに行くと、みなさんお酒を当然のように飲んでいたこと。仕事に差し支えない程度しか飲んでいませんでしたが、日本ではあり得ない光景だったのでびっくりしました!また、社内では休憩中にベテラン社員からインターン中の学生までみんながフランクに話して仲良くしていたことも印象的でした。
4. 帰国後、自分でこんなところが変わったと思う部分を教えてください!
分からないことがあったら聞く、困っている人がいたら声をかける。まわりの人とコミュニケーションをとるようになりました。言葉や文化が違う新しい世界を知ることで、自分にできることなど限られていることを痛感し、できないことがあって当然、誰かに助けを求めたり協力を仰いだりすることも大事だと感じました。そして留学当初に言葉も分からない私を親切なフランスの方々が助けてくれたように、困っている人がいれば力になろうという思いをもって過ごしています。
5. 後輩へのアドバイスをぜひ!
留学は自分がやりたい勉強・経験をするのが第一の目的ですが、同時に自分が何者であるかを知る機会でもあります。言葉も文化も違う中で、日本にいる時と変わらずできること、日本ではできるのに留学先ではできないことがあることに気づき、自分が今現在どういう人間なのかを分析することが成長に繋がります。みなさんが留学で何に気づくのか、どこが成長するのかはみなさん次第です。ぜひ挑戦して、オリジナルの学生生活を描き、みなさんだけの個性的な成長を遂げてください!