長い伝統に基づくフランス教育制度の歴史は中世にさかのぼります。世界最初の大学のひとつであるパリ大学が12世紀に創設されて以来、フランスは現在に至るまで、世界の知的領域において重要な役割を担ってきました。そして現在もなお、科学、経営、文化など多種多様な分野の第一線で活躍する人材を数多く輩出しています。このことは、フランスが現代社会の需要に応えながらも、その伝統的かつ高度な教育水準を常に保ち続けていることを裏づけているのです。
フランスはヨーロッパの中でも有数の留学受入国であり、26万人にもおよぶ各国からの留学生が、フランスの高等教育機関で学んでおり、この数は学生全体の15%に相当しています。また、人権と市民の権利の発祥の地でもあるフランスでは、基本的に現地フランス人学生と外国人留学生の区別はありません。従って入学条件や発行される免状も全く同じです。
教育先進国であるフランスは毎年、国家予算の約22%を教育分野に費やしており、国があらゆる努力を尽くして非常に質の高い教育を維持しています。なお、大学などの公立機関では、多額の補助金のおかげで、学生の経済的負担は大きく軽減されています。
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